■明治時代(1910~1920頃)希少 小売 フランス製■幻の香水瓶『金鶴香水』大阪 大崎組 箱付き

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商品情報

●明治~大正(1910~1920頃)日本初の輸入香水『金鶴香水』の香水瓶です。(香水は無し)なお、当時の箱も残っています。・【状態】香水瓶(サイズ:縦10横4幅2.5cm):ガラス製欠けなく美品です。表のラベル『水香鶴金 PARFUM CONCENTRE Pourle Mouchoir OSAKIGUMI-SHOKAI PARFUM a OSAKA JAPAN』、裏の丸ラベル『中央に”鶴マーク”と OSAKIGUMI*OSAKA*JAPAN』『MEDE IN FRANCE』 ・箱(サイズ:縦10横4.5幅3.5cm):箱は多少のヤケ、シミ等ありますが、しっかりしたものです。(写真にてご判断願います)【説明】明治の頃、大阪に輸入雑貨を取り扱う大崎組という会社があった。この会社ではフランスから輸入した香水を、「鶴香水」「金鶴香水」などと言った自社ブランドをつけて販売していた。1908年に岡山出身の西村新八郎がこの会社に入社。時代は大正になった1915年に西村は大崎組から独立。理由は定かではないが1923年に大崎組は倒産してしまう。昭和になって直ぐの1927年12月に、大阪市内で化粧品を扱う業者が合同して、金鶴香水株式会社を設立し、西村が社長に就任することになる。金鶴という社名の由来は、会社を設立してから売り出した整髪料の商品名である「丹頂ポマード」「丹頂香油」という「丹頂」の連想から付けられた。丹頂という商品名は、丹頂鶴が慶事の象徴であることと、丹頂鶴の頭部が赤いことから、人間の頭部に使う整髪料のイメージに合うとされ、丹頂をブランド名とすることに決定。さらに、丹頂鶴は鶴の王様であり、黄金の鶴を意味するとされることから「金鶴」を社名として命名された。

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